こんにちは!坂城運輸です☆
本日は、機械の据付(すえつけ)作業の様子を
ご紹介したいと思います♪
*据付作業とは*
据付という言葉は普段、聞き馴染みのない方も
多いかと思いますが、機械を特定の場所に固定する
という意味が有り、弊社の重量部では日々5t~20tクラスの
機械を様々な道具を使って全国の工場へ搬入・据付します。
この、重量のある機械を搬入・据付する業界を
「重量屋」、その職人たちを「重量鳶」と
呼ぶことも有り「表舞台で派手に目立つ」業界
というよりも、まさに裏方に徹し「職人の技で勝負する」業界です。
*実は繊細な作業*
機械は、重量があるだけにサイズも大きく、使う道具も
大きかったり、重かったりするので豪快に作業を行う
イメージがありますが、実は繊細で緻密な現場なのです。
見た目は人の何倍も大きく、
重さも20t近くある機械も、工場内から搬出するときは
このように、指1~2本分しか空かないことはザラにあり、
時にはバラして(分解して)まで、作業を全うします。
*大事なのは「重心」*
また、この重量作業は「重心」というものが非常に
重要なポイントであり、機械・物体の重心がどこに
あるかを見極めるのが重量仕事のミソになってくるのです。
この重心を見誤ると、機械がどちらかに振れたり
倒れてしまうことがあるので、どんなベテランでも
重心の見極めは、細心の注意をはらって行います。
この重量作業は「構造力学」や広く言えば「応用力学」と
密接な関係があり、支点・力点・作用点やシーソーの原理、
パスカルの原理など、実は学問チックに科学できる分野でもあります。
が、そこを経験則で読み当てることが出来るのが
重量職人の持つ「技」ですしロマンだとも思います☆
さて、ここからは
そんな弊社重量作業員たちが今年行ってきた
「難現場」達の紹介を画像で紹介していきます*
特殊な現場も多いので、
一見「何してるか分からない」かも知れませんが
もし「重さ10tの機械を、この位置ピッタリに置いてください」
と依頼されたという前提で、考えながら見ていただけると、
少しだけご理解いただけるかも知れません♪
恐らく「何を使ってどうやって持ち上げよう・・・」から
始まると思います(!)
いかがでしたでしょうか。
本日は、重量作業の現場を少し詳しく
ご紹介してみました。
いつか、マツコの知らない世界で取り上げられる
ことを祈りながら、今回さかうん通信に載せさせて
いただいておりますw
この重量作業、いつも知らない方にお伝えするのは
例えば工場勤務が「授業」だとしたら、重量屋の仕事は
「文化祭」や「部活」だと思ってください、とお伝えしています。
授業で活躍する人と、文化祭や部活で活躍する人って
少し違うじゃないですか。(まれに両方いますが!)
チームで大きな機械を搬入したあとの達成感は、
「クラスみんなで1つの事を成し遂げた時」の、
「部活で正念場の試合に勝った時」の、
その青春感にそっくりなのです。。。
社会人になって、こんな達成感を感じられるとは
思っていませんでした。大変なことも多いですが、
こんな感動がある業種に出会えたことは幸せです。
さて、
そんな坂城運輸の重量部も
一緒に働く方を大募集しています!♪
何も経験は無くても大丈夫です^^
(というか経験があってくる方は、ほぼ居ません笑)
興味がある方なら、誰でもエントリーできますし、
機械理解がものを言う世界なので
工業科卒業の方や機械工経験者、機械設計を
されていた方の募集も強化中です☆
詳細は、求人採用ページにてご確認ください♪
どんな車両有るんですか、など会社見学から
でもOKです♪ お気軽にご連絡ください^^
では、また次の記事でお会いしましょう!
ご安全に☆