「若手が早く一人前に育って欲しい」
「人はいるけれど、どうやって育てたら良いか分からない」
これはどの業界にも当てはまる思い・悩みではないでしょうか。
弊社「重量部」も例外にもれず同じ悩みと思いを抱いていました。
ただ、思っていても始まらない…。何か行動を起こす必要がある…。
思い立ったが吉日、先日、あえて若い世代だけ集めて研修会を行いました。
講師はベテラン先輩達。
まずは機械操作を覚えるべく、ユニック車で本物の機械を吊り上げ、
荷台に乗せるところから。
ミソは、本物の機械を使うところ。(もちろんスクラップですよ^^)
疑似のものでは、どうしても緊張感が出ない。
実際に、研修を受けている若者達の顔は真剣そのもの。
「旋回します!」
「巻きます!」
自然と声も出てきていました。
講師陣も、基本的な性能から発展的な応用、あえての危険動作など、分かりやすく教えてくれました。
中々現場でゆっくり教えることは出来ないので、社内で行う大きなメリットですね。
我々の仕事は、お客様に対して「安全に仕事を終える」ことが大前提です。
そのためにはあえて「危険」を知る必要がある。
坂城運輸重量部は、本気でお客様の為を考え、実行していきます。
まだまだこれから育っていく期待の世代。
この種まきが果実として実るのは、けして早くはないのかも知れませんが、
日々の変化を受け止め、小さな改善を繰り返していく根気と、
コミュニケーションが大切なのだな、と改めて実感した一日でした。
どの業界も良い人材が育ち、経済全体が良い循環になっていくことが理想ですよね。
我々も一緒に悩み、社会に存在する一つの会社として、もっと成長していけたら嬉しいです。
では、また!